2015年8月にリリースし、スマホ1台でゲーム実況ができる手軽さから、爆発的にユーザー数を伸ばしている「Mirrativ(ミラティブ)」。
同サービスでは、「ユーザーの方々に意見や要望をお伺いする場」として、コミュニティを活用しています。
「オフ会」「グループインタビュー」「1on1インタビュー」の3つのチャネルを活用し、それぞれの特性に合わせた形で、ヒアリングを実施していると言います。さらに、実装された機能を「運営だより」の形でユーザーさんに共有することで、ユーザーから得られたフィードバックをどのように改善につなげたか、を明らかにしています。
スノーピークは1980年代にキャンプ事業をスタートさせてから、日本のオートキャンプブームをけん引してきた老舗のメーカーの一つです。特に1998年から毎年開始されているキャンプイベントの「Snow Peak Way」では毎回30万人を超えるスノーピークの熱狂的なファンであるスノーピーカーから有益な意見を取り入れていると言われています。
スノーピーク社と顧客のミートアップイベントであるSnow Peak Wayを全国のキャンプ場で行うことにより、ファンの生の声を定期的に入手することができます。このSnow Peak Wayには店舗のスタッフや営業のスタッフだけではなく、販売や企画など様々な立場のスタッフが参加します。エリアによっては実店舗を一定期間閉鎖してまで行われるSnow Peak Wayによって当然ながら数日間の売上は大幅にダウンしてしまいますが、顧客との直接的な接点を持つことで顧客が本当に求める商品を開発し、その商品の熱狂的なファンを生み出すことが可能になります。それに伴い、一年の中で数日間実店舗を閉鎖しても問題ないほどの売上や利益を確保することができるのです。
コミュニティマーケティングというと、近年ではインターネットやSNSの発達に伴いオンラインのものも増えてきています。しかしながら、このスノーピークの事例のように取り扱っている商品やサービスによってはオフラインでのコミュニティの方が効果を発揮する場合があることも覚えておかなければなりません。
サクボでも事例としてよく登場する「Glossier(グロッシアー)」ですが、コミュニティや交流に力を入れているD2Cブランドとしてもおなじみです。
ブランドがカスタマーサポートに時間をかけ、顧客の声と真摯に向き合っている結果として、Glossierを支持する人の熱意は高く自発的な動きも多く見られます。
その他にも新製品を発売したら、顧客からのフィードバックを積極的に集めたり、顧客の声を元にした製品を発売したりと、「自らもブランドを作るコミュニティの一員」なんだと帰属意識が高まる仕組みを採用しているのです。
企業側で社員採用を行うと、最低3ヶ月の期間が必要となりますが、多くのプロジェクトはそれほど期間の猶予がありません。WAUWは案件の打ち合わせから、最短5営業日程度で稼働開始が可能です。
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